こんにちは、こあいざわです。
リフォームを考える上であなたは何を求めますか?
と言われても、そんな漠然とした質問には答えられません。
直したい箇所、予算の問題もありますので、
難しいですね。
でも、リフォームする箇所に共通して言えることなんですが
私が気を付けている事、それが
「違和感のない自然体のリフォーム」
ということです。
古い家やマンションを直すとどうしてもそういった箇所が
忘れられてしまいがちです。
例えば、水が流れにくいといったトラブルの場合、
給排水管が細すぎることがあり、
根本から直すなら
管を太くすることで解決はしますが、むき出しのままの配管だったり、
床の段差が出来てしまったり、「直すことだけ」に特化したなら
不自然なリフォームになりがちです。
これを「しょうがない」とするか?
「そのやり方しかない」とするか?
最終的な裁量は施主様に委ねられますが、判断するにしても
専門的な知識のない施主様にそれは非常に難しいことですよね。
だから
「ここはもっとこうしてあげたい」と
想いのある業者でないと自然体リフォームなんて出来ません。
こう言うと料金次第だというバカな奴も出てきます。
きれいごとかもしれませんが
「気持ち」
これしかありません。
自然素材?環境にやさしい?職人のマナーが良い?
そりゃあどれも大事でしょう、
会社のスローガンとか営業トークレベルだったらこういうの
聞いたことありますよね?
そんなことどうでもいいです。
あなたが小手先の甘い言葉に騙されるような人なら
この先読んでもらっても何も解ってもらえないでしょう。
大事なのは
担当者が
番頭が
現場の職人が そこまで考えてやってるか?
ということ。
これは「教育されたから」とかじゃないんですよ~。
教育されてもリフォームって同じものは一つも無いわけですし。
もう、どう判断するかは
経験値と生まれつきの性格?だけじゃないですか?
あとは「本当に好きでやっているか?」です。
リフォームを進めていくうえで
確かに「しょうがない」部分はあります。
これが業者によって「しょうがない」のハードルが
異常に低い人たちが多いのは事実です。
業者からすれば
そう判断しちゃった方が楽ですもん。
でも
その判断が正しいかどうかを別として
「しょうがない」判断をされた施主様は
この先も何年、何十年と住み続ける訳です。
そこで考えます。お客様にとって、本当に良い判断だったのか?
面倒くさい、予算がないから、工期が無いからといって
その場しのぎの工事をしてしまってないか?
それを「しょうがない」で済ましてしまっては
あまりにお客様がかわいそうです。
私も普通の教育を受けてきたので、「面倒だな」って思う箇所は
ありますよ。でもその気持ちのままじゃ仕事はしません。
一旦立ち止まって… 今できる中でベストな方法を探ります。
毎回それを行っているとそれが当たり前の行動になります。
リフォームが終わって、何か月に一度か訪問すると
「やっぱりあの時面倒がらずにやっておいて良かった」
って思えるし、お客様も温かく迎えてくれます。
仕事をさせてもらってお客様に恨まれるのは一番つらいことですからね。
ありがとうございました。