こんにちは、こあいざわです。
「インテリア」というと
リビングだったり、寝室だったり、とかく「部屋」を指す
様に取られがちですが、
居室以外の玄関、廊下、洗面脱衣所、トイレなどに
こだわりを持つ方は非常に少ない気がします。
内装の仕様を決めるとき、いつもお客様と一緒に決めるようにしています。
決める順番は大体決まっていて、
① リビング壁(キッチンも共通になる場合が多い)
② 寝室壁
③ 玄関、廊下壁
④ 洗面所壁
⑤ トイレ壁
⑥ 天井(共通になることが多い)
の順番ですね。しかもほとんどの方がリビング~各部屋の仕様を決めたら
あとは何となく~と惰性で決めている傾向があります。
優先順位といったらやっぱり普段長く居る所を先に決めますよね。
だけど
洗面所やトイレにこそもっと凝ってほしいなって正直思います。
なぜかというと
リフォームが完成すると最初に仕様決めた順番と注意する所が
逆転するからなんです。
もっと言いますと、一番先に決めたリビングは
「あ~きれいになったね、明るくなったね」
位にしか感じないのですが…
トイレはどうでしょう。
腰を下ろしてじっくり観察するように見てませんか?
家族がいる場合、トイレ以外は主観以外に色んな雑音(失礼)
が入ってきます。
トイレや洗面所は基本一人でいるものです。
トイレは唯一自分の主観だけで「この空間は…」と感じられる
場所です。
あなたは「トイレだけが落ち着ける場所」って思いませんか?
もしそう思うなら
落ち着ける場所をもっとリラックスできるよう変えたいと思いませんか?
それは芳香剤や装飾品でも出来るかと思いますが
トイレにだって「インテリア」を持ち込んでいいんじゃないですか?
何点か事例をご紹介します。
これは提案した際、トイレをインテリアとして考えてくださったお客様の
一例です。普通のトイレより一味も二味も違うと思います。
まずはサロンさんの例。
ビフォーから
貸しテナントということでごく普通のトイレですね。
洗浄便座もありません。
ただ、女性が多く利用するお店なので使い古しは気持ち悪い、
手洗いも別に欲しいということで
ということで、下記の様にリフォーム。
手洗い、紙巻き器、カウンターがセットになった
パナソニックの「アラウーノ」です。
クロスはサンゲツの消臭効果のあるもの。
床は汚れや傷のつきにくいフロアタイルを採用。
次はマンションの場合
ビフォーです。新しいので違和感はないのですが、
真っ白な壁ではちょっと…
ということで下記の様になりました。
こちらは前回、タワーマンションのリフォームでご紹介した
和風にこだわったトイレ。クロスもさることながら
器具の形状、照明の色にまでとことんこだわりました。
次はオフィスの場合
こちらは古いビルの貸事務所です。
これが…
こんな風に変わります。
石目調を基調にコーディネート。
天井、壁はこんな柄のクロスがあるので手軽です。
床&腰壁には同じフロアタイルを施工。
簡単に拭き取れます。
おしゃれだけど男前な感じでカッコいいです。
そして、こちらはイタリアンレストランのトイレになります。
ビフォー。
またまたありがちのテナントにあるトイレですね~。
しかも和式、お店の雰囲気にはどうしても馴染めません。
それをこんな風に変更。
予算の関係上、腰下のみのリフォームでしたが、
雰囲気は十分出せてると思います。
どうですか?
トイレだってインテリアにこだわれば素敵な空間に
なりますね。
エイジュンでは
内装屋ならではのアイデアで予算に合った中で
壁、天井、床と合わせて器具もコーディネートします。
あなたのお家にピッタリのトイレ、提案させて頂きます。
リフォームするならおしゃれな方が良いじゃないですか。
ありがとうございました。