いつもご覧いただきありがとうございます。 内装リフォームのエイジュン、代表の小相澤です。 今日は、これもよくいただくご質問です。 【床材は何がいいの?】 ということについて、お話したいと思います。 <目次> 1.畳のメリット・デメリット 2.フローリングのメリット・デメリット 3.クッションフロアのメリット・デメリット 4.カーペットのメリット・デメリット 5.フロアタイルのメリット・デメリット 6.最後に |
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【畳】まずは畳ですが、「床材」という扱いとしては和室限定なので、比べるのはフェアではないかもしれませんが、どこのお宅でも1部屋は必ずある(あった?)畳の部屋ですが、正直なところ少なくなってますね。 それには訳があります。 メリットはお部屋の空気を浄化する効果がある事、新しい畳はあの香りがたまらないです。夏場は直接寝転ぶと気持ちいいですね。 デメリットは生活の洋式化に伴って、家具の型が付く、すぐに退色する、さらにはダニやカビの心配もあって、畳を敬遠される方が増えています。定期的に表替えや干すなどすれば、長く気持ちよく使えると思うのですが、椅子、テーブルの生活に慣れてしまうと、どうも畳は扱いにくいものになってしまうようです。食べこぼしとか詰まってしまいますしね。 |
【フローリング】 そこで、上のお部屋をリフォームする際に フローリングなどに変えるわけです。 和室は完全に洋間になりました。 畳のデメリットを無くした結果です。 生活様式の変化というのもありますが、湿気によるダニやカビの発生でからだの不調を訴える方が多くなったからではないでしょうか? |
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メリットは肌触り、高級感、手入れのしやすさですね。 上記の理由から人気も高いです。 フローリングのデメリットはやっぱり【傷】ですね。 これは素材やグレードによって差はあるのですが、コストを押さえすぎて安いフローリング材を使うとササクレが起きてけがをすることもありますし、靴下が引っかかるなど、ストレスの原因にもなります。 |
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特にキャスター付きの椅子には気を付けてください、決まった場所で使う場合は専用の下敷きシートを敷きましょう。 このキャスター傷が原因で、早いうちに貼り替えが必要になってしまった事がよくあります。 月1回程度定期的にワックスをかけると長持ちします。 |
【クッションフロア】床材の中で最も安く、手軽にリフォーム出来るのがクッションフロアです。 メリットは安い、柄が豊富、工期が短くそこそこきれいに仕上がり、肌触りもソフトですので、素足で歩くところにはいいですね。例えば洗面脱衣所など。 画像はカーペットを撤去して貼っている所です。ここは居間ですが、全然違和感ありません。 予備知識の無い方が見ると本物のフローリングに見えるとか。 |
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デメリットは表面がやわらかいので傷がつきやすいこと。 重い家具や、冷蔵庫など、引きずって移動しようものなら、たちまち破けてしまいます。 あと、厚さが1.8㎜しかない(グレードによる)ので、コンクリートに直接貼ることは絶対避けた方が良いと思います。 特にリビングなど、冬の冷たさは想像以上ですよ。熱にも弱く、ちょっとしたことで溶けたり、焦げてしまう事があります。 |
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上記のような過酷な使い方をせず、定期的なワックスがけすればツヤが維持できますので、長持ちさせるには少し注意が必要でしょう。 |
【カーペット】 最近めっきり張る事が無くなってきましたが、根強い人気が ありますね。 メリットは冬場は冷えやすい方やお年寄りに暖かく柔らかい素材が気に入って頂いております。 室内で転ぶのはあまりないかもしれませんが、その場合でも 安全だと言われております。 |
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デメリットは何といっても【ダニ】です。 その他、型が残りやすい、液体こぼしたらシミになりやすい、クリーニングし難い、へタってぺったんこになるとカーペットの良いところが無くなってしまうところですね。 (ヘタりやシミ対策についてはある程度グレードの高い材でしたらあまり心配は無いようですが…) 割と短いサイクルで張り替えされるようでしたら、おすすめではありますがコストはフローリングに比べてやや高めか、上級グレードですとそれ以上になる事がございます。 |
最後にご紹介するのは【フロアタイル】です。 画像はリフォームに使用した際の例ですが、違和感なく収まっているのがご確認頂けると思います。 |
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メリットは丈夫なこと。 本来店舗での使用を視野に開発されたものですので、多数の人や物に対する耐久性が高く、靴によっても、例えばピンヒールなどで歩いても跡が全くつかない優れた床材です。しかも、傷ついてしまった場合は部分的に貼り替えが出来るのも大きなメリットです。 また、リフォームには、厚さが2.5㎜~3㎜程度なので、カマチや窓際、ドア下など加工無しで施工できることが多いなど コストを抑えるうえでのメリットも大きいですね。 |
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デメリットといえば、熱に弱いこと、(床材全般に言えることですが)タバコの火にはご注意ください。焦げてしまいます。また、タイルの中には鏡面仕上げになっているものもありますので、このタイプにはワックスをまめにかけないと表面傷が付きやすい事もございます。 あと、ものによってはですが、色焼けしやすいものがありますので、日が強く差す場所ではカーテンなどで遮ってやる必要がございます。 目地部分に水が入るとはがれやすい為、キッチン、洗面所、トイレにはあまりお勧めしませんが、耐水性の糊を使うことにより対策をしておりますので、絶対ダメということではありませんのでお間違えの無いように。 |
まだまだお教えしたいポイントがありますが、 この先はお会いさせて頂いたときにお話しさせて頂きますね。 床材に一長一短があることはご理解いただけたと思います。エイジュンは使用する箇所によって長く快適に暮らせるリフォームを提案しております。 その他内装リフォームを中心に、お困りのこと、聞いてみたいことなどあれば、お気軽にご連絡ください。 ◆お電話でのご相談は【048-971-2788】 ◆メールでのご相談はこちらをクリック |